HOME | 【プレスリリース】|木製照明のモアレ 2024年2月

飛騨地域産材を活用し、パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社 独自の「マイスターズウッド」を用いた木製照明の製作トライアルを「国際ホテル・レストラン・ショー2024」に出展。台数限定で試験販売し、地域産広葉樹の活用促進の一歩へ
 

 
株式会社柿下木材工業所(代表取締役:柿下 孝司 岐阜県高山市、以下: 柿下木材)は、 パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社(代表取締役社長:山田 昌司 大阪府門真市、以下:パナソニック)独自の「マイスターズウッド」の木質エイジング技術を使い、飛騨地域産材での木製照明の製作トライアル・試験販売を実施します。
木製照明の製作トライアルは、2024 年2 月13 日-2 月16 日に開催される「国際ホテル・レストラン・ショー(HCJ)2024」に出展され、台数限定で試験販売されます。ぜひ会場へお越しください。
 
■トライアルの目的と実施事項
柿下木材は、飛騨地域産材の利用促進につながる取り組みとして、パナソニックの木質エイジング技術を活用した、木製照明をトライアル製作し、「国際ホテル・レストラン・ショー(HCJ)2024」(会期:2024年2月13 日-2 月16 日 会場:東京ビッグサイト 東展示棟 主催:一般社団法人 日本能率協会)に出展します。
また台数限定で試験販売も実施。使いづらく安定供給が難しいと言われる国産広葉樹ですが、両社の技術を用いることにより生まれる素材・製作プロセス・製品としての魅力はもちろん、今後の活用・価値創造に向けた可能性を発信します。
パナソニックは長年培ってきた「マイスターズウッド」の木質エイジング技術を住宅建材以外での活用の可能性を検討しており、本プロジェクトに協力しています。
 
■トライアル製作品
飛騨地域産ホオノキにパナソニック独自のエイジング処理を行い、下記の家具を試作。
・木製照明(柿下木材製:ティーポスタンド)
・試験販売台数:25台
 

 

柿下木材工業所
木工家具の産地である飛騨高山において半世紀のあいだ木製照明作りに従事。2007年には木製照明のオリジナルブランド【モアレ】を立ち上げ。飛騨の匠の伝統の心と技を受け継ぎ、天然木の暖かさと明かりの美しさを融合させた心地よさを大切にした照明器具を提供しています。
 
■パナソニック「マイスターズウッド」とは
インテリア材としてのデザイン・意匠性に答えられるように、木材が持つ本来の美しさを引き出したパナソニックのオリジナル木材。それを支えるための主たる技術が「木質エイジング技術」です。
 
■ 「マイスターズウッド」を支える木質エイジング技術とは
木材は使い込まれることで色味や木目が変化し、風合いが増していきます。パナソニック「マイスターズウッド」に使われている木質エイジング技術は、自然に起こる経年変化(エイジング)を水熱処理で表現するパナソニック独自の技術です。

 
 

■ 飛騨地域産材の利用範囲拡大への試み
製作した照明は飛騨地域に多く分布する、ホオノキ(郷土料理「朴葉味噌」の朴)を使用しています。まな板や刀の鞘などに伝統的に使用されている「ホオノキ材」は、心材が青緑色で辺材との色バラつきがあり、インテリア材として使用しづらい材料であることが一般的でした。今回、パナソニックのエイジング処理で色のバラつきを緩和し、全体として高級感がある黒紫色に仕上がりを実現。この試みは飛騨地域産材の利用拡大に貢献できる一手段になると考えており、地域での活用をパナソニック・飛騨の家具メーカー・地域の関連事業者とともに検討しています。なお、飛騨地域産材活用の発信については、株式会社飛騨の森でクマは踊る(代表取締役:岩岡孝太郎、松本剛)と連携しています。
株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ):https://hidakuma.com/

 
飛騨の森のホオノキの大きな葉っぱ。
飛騨では郷土料理にも用いられる。

 

 

■ 地域一体となったものづくりが可能にするトレーサビリティ
本トライアルでつくられた木製照明ティーポは、いつ・どこで・どのように・誰によって・何で作られたのかというトレーサビリティが確保されています。このトレーサビリティの実現には地域の事業者による連携が欠かせません。素材である木は、岐阜県飛騨市神岡町の個人所有の私有林から伐採したホオノキ。伐採は60年以上、飛騨地方の木材活用に取り組む笠原木材株式会社 山林部が担当し、製材は、岐阜県高山市で製材・乾燥・木取りまでを自社で完結し、板販売・木材卸しを行う株式会社カネモクが手掛けました。その後パナソニックがエイジング処理した木を柿下木材が加工しています。
飛騨地域は、森林が9割以上、そのうちの約7割が広葉樹。古くから、森とともに暮らしてきた人々の木の文化は今にも受け継がれ、林業(川上)・製材(川中)・製造(川下)といったそれぞれのパートで高い技術を持つ事業者が連携しものづくりを行うことができることは地域の強みのひとつです。豊富な資源である広葉樹を活用した町ぐるみでの取り組みも進んでいます。
パナソニックとの地域産材活用に向けたコラボレーションは、昨年の飛騨の家具フェスティバルを皮切りに、継続して取り組んでいます。今回、パナソニック独自のエイジング技術と地域が持つ技術や関係性が融合することより、工業製品の材料に向かないとされている広葉樹の活用に新たな光を当て、木そのものだけでなく、製作プロセスも含むものづくりの魅力やこれからの可能性を使い手の皆さんに感じてもらえたらと思っています。

笠原木材さんの伐採現場。
トライアル製作で使用するホオノキを伐倒する際、
特別に柿下木材は立ち会わせてもらった。
 

 

パナソニック担当者よりカネモクの森本社長に
エイジング処理した木を見てもらう様子。
 

柿下木材にて、ホオノキのエイジング処理調整のための打ち合わせ風景
 
■ パナソニック「マイスターズウッド」の家具トライアル実施
 https://bit.ly/panasonic_interior_049
■ マイスターズウッドを使ったパナソニックの建材製品
 https://sumai.panasonic.jp/interior/meisterswood/
 
■ 展示会出展情報
「国際ホテル・レストラン・ショー(HCJ)2024」(会期:2024年2月13日-2月16日 会場:東京ビッグサイト 東展示棟 主催:一般社団法人 日本能率協会)
・会期:2024年2月13日-2月16日 10:00~17:00(最終日は16:30まで)
・場所:東京ビッグサイト 東展示棟 木製照明のモアレブース内(E-S09)
・主催:一般社団法人 日本能率協会
・公式Webサイト:https://jma-hcj.com/
 
■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社柿下木材工業所
TEL:0577-32-2269 メール:info@moare.jp


※2024年2月13日10時より販売開始
期間:2月13日10時~3月29日22:00まで